知っているようで知らない洗車の大切さ
- 2023.06.23
- テスラ
今回は知っているようで知らない洗車についてご紹介させていただきます。
とくに夏になると虫がついたりする機会も増えてきますが大事な愛車は綺麗に乗り続けたいですよね？私も幼少の頃は親が車をコイン洗車場で洗う時について行って手伝って(邪魔して？)、自動販売機でジュースを買ってもらうのが楽しかった記憶があります、車に愛着があるならば洗車が趣味という人も多いかと思いますがそもそも洗車をしないとどうなるか、あるいは間違った洗車を行っているとどうなるかご存知ですか？
洗車なんていらない？放置するとどうなる？
しっかり理解したいボディの汚れとは
まず、洗車をせずにそのままにしていると車には目視ですぐにわかる泥汚れ以外にも様々なものがボディに付着します。
大きく分けると2種類！
・ボディの上に重なっていく阻害物
(水道水や融雪剤などが原因で付着するミネラル分や線路や工場から出る鉄粉など)・酸性雨や鳥の糞、虫などが原因で付着する酸性の液体です。
ひとつめのボディの上に重なっていく阻害物を放置すると洗車をしても水の流れや汚れが積み重なったミネラル分や鉄粉に引っかかってしまう為、拭き上げをしても充分に取り切れずあまり綺麗にならなくなってしまいます、よくドライブスルー洗車をした後に拭き上げをせずにそのまま帰る車を見かけますがそれではワックスやコーティングをかけていても上にミネラル分などが重なってしまうので意味がないんです。
続いてふたつめの酸性の液体についてですが、これを放置した場合車の表面にあるクリア塗装が溶けてしまうのでその部分にだけ穴が空いたようなシミが残ってしまい修復が困難になります、当然そこだけツヤが失われたり水弾きが悪くなるので原因となるものが付着している際はなるだけ早く洗い流したほうがいいでしょう。
サビの発生やクリア、塗装がダメージを受けてしまって見た目が悪い車になってしまうと最終的には車の価値も落ちてしまいます、車の駐車環境によってもボディへのダメージは大きく左右されるので面倒でもコーティングの施行やその後のメンテナンスと日頃からしっかりとした洗車は定期的に行って頂きたいです。
他にも色々な汚れが、、、迷ったら相談
それ以外にも建築現場や工事現場の近くを通った時にタールや塗料が付着してしまう場合もあり、その際は専用の溶剤を使わないと落ちない事も多いのでその場合は無理に擦ったりせずにお近くのカーコーティング店などにご相談いただいた方が賢明です。
しっかり拘りたい！車にやさしい洗車とは？
洗車をする際の注意事項として、できればこだわっていただきたいのが拭き上げに使うタオルです、あまり目の粗いものだと小さな砂などを噛んでしまう為ちいさな擦りキズの原因となってしまったり車に施行しているワックスやコーティングを傷つけてしまう可能性も考えられるのでできるだけ目の細かいタオルを選択した方がいいでしょう。
そして洗車を行う場所にも注意を向けてください、炎天下の下ではすぐに水が乾いてしまって水シミになりやすいのでできれば日陰で行うか早朝や夕方以降の涼しい時間に行いましょう。
正しい洗車の方法についてはまた別の機会に詳しくご紹介いたします。
テスラは塗装が特殊！
しっかり綺麗にお手入れするためには、、、
ここまで何故洗車をしなければならないのか、放置するとどうなるのかなどを簡単にまとめさせていただきましたがテスラ車においては塗装は柔らかく特殊なものを使われているので特にボディのメンテナンスには気を使って頂きたいところです。
今回はコチラの「X1 COAT」というカーケアアイテムもあわせて紹介させてください。
こちらのペースト状の溶剤を洗車後に塗り広げて頂くだけ。
・ボディの深い艶
・強力な撥水効果
・取り扱いも簡単
これらを実感出来るものとなっておりますので洗車の仕上げやコーティングのメンテナンスとしてもご利用頂くことができ、サラサラとした肌触りは虫が付着するのを防ぐ効果も期待できます。
ポリマー系(有機物)の成分で出来ているので、ガラス系(無機物)と比べて劣化する為、耐久は1ヶ月前後となりますが普段の洗車後に誰でも簡単にさっと塗って頂くだけでテスラ特有のボディを綺麗に維持することができる便利なカーケアアイテムとして非常にオススメです。
いかがだったでしょうか？
汚れの原因や塗装の特徴などを深く理解すると普段何となくやっていた洗車もまだまだ極めることが出来ていつも以上に愛車が綺麗に仕上がるので洗うのが楽しくなりますね。
今ではそもそも車に乗る人も減ってきたり、興味を持つ人も少なくなったので車は乗れればいいからとあまり手入れをしないという話もききますが天気のいい日に自慢の愛車を手間暇かけて洗ってあげると愛着も湧いてくるのでこれから車を購入する人や免許をとる人にも是非この車を綺麗にする感動と喜びを味わって頂きたいと思っています！
執筆：清水 誠一